カバアルバム

カバアルバムのお知らせが来たときはそれはもう嬉しく、
自分がもともと好きで入ればいいなと思ってた曲も数曲入っていて、
予想外で驚いたけど楽しみな曲もあって、早速予約してきました。

でも結構エンドリを聴いていた時だったから、心が切り替わらなかった。
今聴いているものをぎゅうっと抱きしめたい気持ちもあったかもしれないです。

剛さんソロではそれこそソメイヨシノや春涙、kuri春をはじめ
春歌の名曲はたくさんあるけれど
自分にとっては春はCowardっていう決めが勝手にあって、
(柔らかく育ちつつあるものに触れる感じ、
 たとえば「故意」のこんな歌詞が)

 この身が何時しか魂になって
 時間飛べたなら
 訪ねてみようきみが生まれた日を
 柔らかくて未來に伸ばした小さな手
 觸れよう 愛してる

剛さんのラジオで、カバーについてのご本人の逡巡を聞いた時は
正直「カバーとは」とか定義集持ち過ぎ、
難しい人やな…と思ったけど

でも、歌う身になれば切迫するというのも凄くわかって。
すでに成立している世界に、どんなに乞われても、
その曲のファンという以上に自分が立ち入るべきなのかどうか?
どう入って行ったらいいか。
まして自分の好きな世界だもの…
その世界にとっての意味を真面目に考えれば考えるほど。
ってまあ人にもよるけど、剛さんだったら考えるんだろうなって、

それでも、剛さんがROSSO で旅立って、
エンドリ が244ENDLIX-xになり、つよむらさきさんになり剛さんに戻って来て
自分で音楽を紡ぎ、ボーカルや楽器で表現して、
ミュージシャンさんやオーディエンスとの交歓があって

真芯があって、でも相当千変万化な攻めをする剛さんの世界を構築してきて

それで、そうか、縁のある楽曲に橋をかけるように、この人、
KinKiさんでもなく、剛さんワールドでもなく、
でも剛さん以外の何者でもない、
今度は声だけでそんな世界を作る、ボーカリストになるんだねって思った。

すごいな。
冒険だよね。
たくさん売れていろんな人に聴いてもらえるといいな。
近所のおっちゃんに軽く、お知らせしてみようかなとか。
焼鳥屋で家族同士であったおっちゃんです。
堂本兄弟のあり方について熱く語っていてびっくりした)

てか、自分、大概考え過ぎ?
剛さんのボーカルが大好きなんだけど、それだけなんだけど。


3/31 追記
 昨日のラジオで
 …曲に込められたものを傷つけないように、抱き寄せるように歌う…
 抱き寄せるように歌うて!
 でも腑に落ちて剛さんらしい。
 で、どんな風に抱き寄せるん?