DBBラストライブ

魂振り
剛さんがよく歌を訴えにたとえるのになぞらえば
音楽は私たちを時に激しく時に静かにアクティベートする。
だから魂振り。
心が震える。
そして心の震えが身体に伝わり、身体も揺れる。
あるいはその逆だったり。

どうして音楽を求めるのか。
わからないけど、でもどうしてか、
求めずにいられない。
そうして共に音に集えば、心が一緒に鳴る喜びがあって
身体の芯もちょっと熱くなる。

上手く言えないのですが、
生歌、生演奏って一緒に鳴る喜び、
瞬間瞬間にそれを追いかけることだったのかも。
あらかじめパッケージされた歌や演奏とはまるで違う。
よしあしではなく、別もの。
というか、昨今の商業シーンでは
逆に異質だったのかもしれない、生もの。
でも、だからこそ。

堂本兄弟のラストライブ、
30分はあっという間で短かったけれど、
音楽を鳴らす胸熱感がそこここ漂ってて
終わってしまう悔しさはあるのに、
鳴らしている瞬間は皆、確かに幸せに見えた。
それはもう鳴らせないという悲しみと
中合わせでもあったんだな…。

最後をライブにしてくれてありがとう。

また会いたいです、音楽奏でる二人&DBBに。


【セトリ】
硝子の少年
愛されるより愛したい
僕の背中には羽がある(槇原敬之)
カナシミブルー(西川貴教)
フラワー(高橋みなみ、DAIGO)
命のキセキ(高見沢俊彦)
愛のかたまり
99% LIBERTY
Hey! みんな元気かい?
全部だきしめて
堂本兄弟のテーマ ラストライブver

MY WISH
優しさを胸に抱いて