雪・冬の底
雪予報が外れて、男子10歳が悔しがっています。
2月の末には梅も咲きはじめますね。
たぶん今が冬の底、あと少し!と、毎年思います。
頼りないともしびのような命が、
夜の寒気の中でゆらゆら揺れる
そんな冬の底で聴いてる、赤いSinger
きみの名前は赤いSinger
“生きているよ”を僕らは歌う
ふつうの修辞、擬人とは隔絶した何かがあって
修辞ではなくて
そういうふうに見える感じる人なんだよね、
傷
鼓動
生きているいたみみたいなものに
思いを寄せ”Singer”と呼びかける人。
このあたりのアニミズム的感性がshamanipponの核にあるんだろうと思いつつ
でも森羅万象に命をみるアニミズムとも表現できない
自分のね、生きている痛みみたいなものに、その部分に命の宿りを感じる人。
いつか ぼくら
そっと消えてしまうね…
そうだろう?
儚いそのことを
ずっと幼い頃気づいていた
雨音が途絶えたとき、鼓動も途絶えるような
雪に埋まっていくような感覚があり
赤い Singer
いまを歌おう
回生
3月初旬の、二月堂のお水取り。
子piaがまだ小さかった頃、
胸に抱いて見ていたっけ。
ゆらゆら揺れる火が、走り始めて
また春の時間が始まる・・・あと一ヶ月・・・