2つのOriginal Color

少し前のエントリに書きましたが、
薬師寺に響くOriginal Colorsを聴いて、
甘いかと思うと酸っぱい味(甘酸っぱい味ではない)、
最後に不思議な・・・ちょいからい味が残る歌・・・(わたし的に)本当にいつも思うけど、若い頃から複雑な曲調というか、陰翳のある歌を書く人だった…オリカラは明るいほうなのに、思索してるもの…
と思って、いつものはまり聞き。

さらにもっと昔、原点に近い時期のsi:のDVDでも聴いてみた。
si:は2004年のライヴ(DVD発売は2005年)。

si:の時は25歳?
やっぱり若くて、思いまどい、葛藤、持て余してるものがうんと込められてる・・・
少しぎざぎざな歌唱

バリアー感。
時々剛さんから感じる「見られるの苦手」感、

何より切実さ・・・
ん・・・いい・・・スキ・・・

そして西川さんがいる・・・西川さんのロックギター好きだった!

薬師寺は2009年(発売は2010年)。
殻をひとつ脱ぎすてました、てな感じの、澄み切った声が響く。
殻脱いだせいか、ナチュラル。どっしりと、腹決まった感もある
野外のライヴ、声がのびやかにどこまでも伸びていく・・・

Original Colorは
ありのままに、と訳していい?
歌詞は恋のうただけれどもね

それはまぎれもなく、剛さんをめぐるキーワードの一つ。
ソロ旅立ちのキーワードの一つ・・・

キーワードOriginal Color[ありのままに]は胸に強く刻まれて
剛さんはさまざまにOriginalであり続け色々な事があり

この歌もたぶん数多く歌われて、
この日、力強く澄んだ歌唱が薬師寺の空に響いてる…

でもね、あの切実な、少しぎざぎざな埼玉アリーナの剛さんも、涙がでるほど好き…本当に好き…