カバ

いきなり、夢の中でした。


以下、自分の備忘のような走り書きです(←その後少し書き直し書き足しましたが、やっぱり自分のための備忘…)


I LOVE YOU 
このイントロからもう夢のよう。
悲しみの上に淡く明りが灯るようなその淡さが好きだ。
悲しみが過剰ではなくて、刹那、共に生きる体温、あたたかさのようなものも伝わってくる。


ANOTHER ORION
夕方から夜にかわる、夜風の冷たさに着ているものの前をかき合わせる、そんな空気
意思的。ちょっと上からで、こんな恋苦手と思いながら
(だって、ご覧とか、…言われた事ないし!)
でも歌い上げる高揚感に、気持ちがどんどん吸い込まれていく。
星空を見上げてるよう。
イントロとラスト近くにある、オクターブで降りてくるピアノの単音に星の瞬き・永遠を感じる。


LOVE LOVE LOVE
どうして恋する心に、こんなにやわらかく寄り添えるんだろう。
すごく穏やかな、穏やか過ぎるよ・・・「愛を叫ぼう」
後半、高らかなLOVE 透明なLOVELOVEがかわるがわる波のようにやってきて、
そのやわらかい波の中で漂ってる感じ、思いが満たされるというか…何だろ…
水がモチーフではないのに、この漂い感に、とてもとても水を感じる曲です。


ANSWER
若い、今の恋のはずなのに、思い出の中に滲むような美しさがある
はるなつあきふゆの高まり
そして咳が止まらなくて(この表現凄いですよね。体に響きます)
激情で抱きしめてしまう、
胸が痛いような気持ちが余ってしまうような
それがANSWER


人生を語らず
気負いがなくて、でも確かな腑落ちした地点にいる2013年
時代もあるのかもね…70年代って考えると、もう40年とかそれぐらい前なんだ…はあ。
佳い歌!佳い歌よ!職場のなんて事ないおじ様が歌っていると、好感度増しちゃう歌かもしれません…
静かに胸熱く「越えて行けそこを」
さいごに残された oh 好き。
また5年、10年経ったとき歌ってほしい。


古い日記
何だろうこの、昭和歌謡の似合い具合。考え過ぎないで歌がずばり生きることだった時代の。
サックスとの激しい掛け合い@MFバージョンも新鮮
ギターもっと絡んでほしいな。このスタイル剛さんのステージでもみたいかも
それにしてもこの曲を推して下さったというスタッフの方GJ!


PRIDE
C&Aでもこの歌を聴くと、泣きたくなりましたねー
私は飛鳥さんの歌い方とても好き、不器用で全身全霊で
剛さんは、歌い方は違うけれどチャゲアスとスピリットとても共有してると思う
剛さんのためのような歌であるし、
いつもあのマリア像のところに来ると、胸に涙があふれてくる


はじまりはいつも雨
ギターのアルペジオに雨のしぶきを感じるイントロ。
漣のように揺れる剛さんの声も、水そのもの
時々フレーズに重なる剛さんのアンビエントっぽいコーラスが
ふんわり揺れて雨の空に波紋を描く、


優しさを胸に抱いて
若さと、遠く時を隔たった苦さ、そしてそれを今の剛さんの声が歌う不思議
後奏で思い出をたどるようなピアノも好き。



痛みだけは忘れなくないんだ、
この人にとって痛みはそのものがアイデンティテイだったりする
そんな曲だから、このカバーアルバムの中で剛さん自身が立ちあがって
ある意味、おさめられた物語たちへの愛を歌うに至った、その事始めがひもとかれているようにも聞こえる
歳月の中でさまざま歌われ、これまでの中で最もうつくしく、でも持ち重りのする「街」かも


雨恋 
最初からなんてきれいな曲なの!テンション上がる!
雨と剛さん、似合い過ぎる。
緩急が、恋のために自分の心のリズムが乱れる感じ。
息が止まったり、嘆いたり、焦がれたり
・・・とても綺麗な模様だと思う。辛くて純粋で。
剛さんの恋の歌、好きだよ。WomanもManも好きです。
…恋の歌、時にはいいのでは。だって恋も人生には必要だし!Youもするでしょう?

雨恋、ライブで聴いてみたい!お願いします!


全編、美しい夢を見せてもらってるみたいでした。


ありがとう