ナイト・ミュージアム

さかのぼって10月

タイトルにある、かはくのイベントに行ってきました。
(子piaの付き添い)
かはくは、世界的に見ても質の良い化石コレクションを持っていて
特にトリケラトプスは有名。
(首のところにフリルがある、ファンタジーな外貌の草食恐竜です)

閉館後のミュージアムってホント、魅力的ですよねー

未来館が、遊んだり、使ったり、プラネタリウムのような観覧、
などの志向があるのに対し、
かはくは過去と現在のコレクション、そしてその展示。
冷んやりとした感じがしますが、
とは言えかつてのこの地上の繁栄に思いを馳せると熱気立ち上りますし、
隕石のコレクション、深海生物のコレクションなどその広がりも
私たちの知っている、この世の果てまで汲み尽くすスケール感です。

夜の博物館に、動物の熱気がよみがえる同名の映画、ありましたよねー

実際のところは暗くてけが人が出たり、
何かが壊れたりすることがあると大変で
そうすると照明もそれなりに煌々と点けなければならないしで
(これは多分、ということでこちらの予想)
正直、あんまり秘密な感じ、Nightな感じはなかったです…。

ん、でもいつも人がいっぱいのフロアなのにがらーんとしていて、
独り占め感、ワガモノ感はあったかも。

そしてガイドの隊長、素敵でした。
いつもこれで化石掘ってるって、そのいでたちでいらして。
カウボーイハットだったんですけど・・・。意味あるのかな?
でも日差し遮りそう。

テーマは恐竜の「歯」と食の関係について
爬虫類である恐竜から、哺乳類への進化の過程で、その歯がどう変わって行ったか。
そうして再び海に帰った海性爬虫類、哺乳類たちが、
さらに食べ物が変わって歯が変化していること。
でも陸で過ごしていた頃の名残が見られること。
フロアを移りながら、ガイドの方が詳しく説明してくれました。
あと、ご自分の宝物の化石(恐竜の歯)を見せて下さったり。
あまりに長いガーゼで巻いてあって、ほどいてもほどいても出てこなくて、
宝物感半端なかったです!
ありがとう隊長!

通常ではない時間に開館されるご苦労は、様々はかり知れないと思いますが、
子供たちだけでなくスタッフさんも楽しそうで、
目がきらきら躍ってましたねー
レプリカ作りの説明に待ちきれなくて、
いざ作業台が出されると殺到していた子piaがおかしかったです。

↓写真は科博日本館のユキツバキ・ヤブツバキのコレクション。
(別日の撮影)